ベータシステムの特徴

■テープ走行の相対速度

 音楽用テープと比べて、膨大な情報処理を必要とされるビデオテープ。
音楽用のように固定ヘッドではなく、高速に回転するヘリカルスクキャンヘッドを
使うことで、情報処理能力を高めています。

 映像の美しさは、テープと回転ヘッドとの相互のスピード(相対速度)で決まりますが。
一定時間にテープをトレースする距離=相対速度が速ければ速いほど、
より多くの映像情報を処理でき、美しく緻密な映像が得られます。

…たとえて言うなら、100ページの本よりも、200ページの本の方が
情報量が多い、これは納得できますよね。
この理屈と同じです。

ベータの基本設計では、相対速度を7m/秒と速くしています。
同じ画像を映し出すにしても、たくさんの情報量でもって行うため、
美しい映像が再生できるのです。



■映像の美しさ

 高画質の決め手となる情報量の拡大は、ハイバンド化によってある程度解決できます。
ベータフォーマットでは、輝度信号記録のFM信号周波数帯域を、高めることによって、
高画質&高S/N(画面のクリア感・透明感)を実現しています。
また、周波数帯域の拡大により、解像度を高め、
より繊細な映像表現も可能とします。

ベータの周波数アロケート
色信号 668KHz
ハイバンドベータ 4.8〜5.6MHz
スーパーハイバンドベータ 4.8〜6.0MHz
EDベータ 6.8〜9.3MHz



■U型ローディング

 回転ヘッドにテープをU字形に走行されるローディングシステム。
繊細なテープに無理な力を加えず、精度の高いスムーズなテープ走行を
実現しています。
また、様々なビデオプレイをドラムに巻き付けたまま瞬間作業可能なので、
録画・再生はもちろん、FRピクチャーサーチも行えるうえ、
安定した映像で静止画像を見ることができます。


■記録媒体の大きさ

媒体大きさ比較
現在主流として使われているVHS式媒体よりも小さく、 収納も便利です。
大きさから言えば、さすがにHi8式媒体には負けるんですけどね。



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